Splosion Man


発売元:Twisted Pixel Games
価格:800MSP
概要:2Dアクション

XBLA紹介ページ 



執筆…2010年2月7日(日)




たしかXbox LIVE アーケードのすゝめ3動画見たことで気になったゲームだった。
動画内で結構しっかり紹介されてるゲームであり、かつ純粋な2Dアクションゲームだということもあり。
体験版やってみたら、かなりノリノリっていうかクレイジーでイカレ気味なスプロージョンマンの行動や言動もツボに入り。

んで、体験版の時点でオフラインマルチプレイ可能だとわかっていたため、友人のジョナサンが来ていた時にいっちょやってみるかと製品版を購入したのでした。
なので、シングルプレイせずに最初にマルチプレイから遊んだのでした。



マリオタイプの2D横スクロールジャンプアクションゲームで、つまり下方向に重力がかかっていて、落ちたらダメなトコに落ちないようにしつつゴールを目指すステージクリア型のゲームです。

が、困ったことにこのゲームには、「ジャンプ」という操作がありません。あくまで「操作名的には」の話ですけど。
まともな人は、ゲームを開始したらまずは多少なれど操作方法を見ると思うのですが、その操作の紹介画面がすでにイカレ気味です。

左スティック…スプロージョンマン移動
右スティック…ちょっとだけ画面位置を動かすことができる
Aボタン…爆発
Bボタン…爆発
Xボタン…爆発
Yボタン…爆発

自身を爆発させるのみです。
だって スプロージョンマン だもの  みつを
みたいな。
しかも、スティックはムリですが、4つのボタンはキーコンフィグで操作を変更できるのです。
例えば、Xボタンで爆発するのはヤメロと思い、Xボタンのところにカーソルを合わせて横に動かすと…爆発→爆発になりました。
直感で自分がこれだ!と思う爆発を選ぶことができるんですね!すげー!
でもキーコンフィグでボタン操作変更することで解除できる実績があるから気をつけな。



操作が爆発しかないのにどうするのかって、そりゃ爆発だけで進んでいくしかないですね。
全ての操作を爆発が兼ねています。爆発することで敵を倒し、爆発した勢いでジャンプしながらスプロージョンマンは我が道をゆくのです。

全身が火の玉のようなスプロージョンマンは、通常状態から3回の爆発が可能です。
3回、というのはあくまで空中、ないし短時間のうちに連続でという意味であり、地面に着地して少しするとスプロージョンマンは通常の状態に戻り、再び爆発できるようになります。
空中で爆発できるといっても、魔界村その他みたいな多段ジャンプができるわけではなく、その場でちょっと上に浮くだけですが。
ただ、壁に接触している状態なら、壁での爆発の勢いで高いジャンプが可能なので、ジャンプ→壁ジャンプ→壁ジャンプみたいにして高いところを登って進んでいくっていうのがよくあるパターンですね。


道中にあるオブジェクトを爆破したりすることもできます。机とかー、電球とかー、よくわからん動物が入ってるカプセルとかー、行く手を塞いでいるガラスとか。
他に、爆発物がたっぷり詰め込まれているらしい金属性のタルが配置されてたりして、それを爆破すると、通常よりも高いジャンプができます。
スイッチがあり、そこを通過することでタルが出現する場合もあり、その爆発を乗り継いでいくようなカンジで進む、ってのもこのゲームのセオリーの一つですね。
緑色の液体カプセルの場合は、爆発したときの勢いが非常に強烈で、吹っ飛んでいく方向も決まっています。
スーパードンキーコングのロケットダルみたいなもんですかね。
金属製のタルでもうひとつ、ボールみたいに蹴っ飛ばせるタルもありますね。これも、タルに重なって爆発ボタンを押すと、必ず決まった方向にぶっ飛んでいき、科学者にぶち当たったりします。

基本的にできる操作が爆発のみであり、アクション方向が固定されているオブジェクトもあるため、パズルアクション的な側面もあるといえるかもしれません。
まぁ、そういうものを使用しない場面では、ちゃんとプレイヤーのコントローラ操作、タイミング感覚などを駆使して進むことになりますが。



パズルアクション側面といえば、このゲームでは敵がワンサカ出るってわけではないのでした。
道中にいる科学者たちは生身ではスプロージョンマンに太刀打ちすることはできず、ただ恐れ逃げ出すだけで、触れても問題はありません。
爆破すると、ジューシーな肉になってしまいます。

ただし、科学者たちが発明したのか、スプロージョンマンを妨害するためのロボットや砲台などは積極的に襲い掛かってきます。
自立行動をするロボットは、まぁたいてい動作ルーチンは単純なので、隙を突いて爆破してやればいいのです。
砲台や飛行型ロボットなどは科学者がリモコン操作している場合もあり、そういう場合は科学者自体を倒すことで稼動停止します。


これらの敵から攻撃を受けた場合でも、スプロージョンマンはすぐに破裂霧散するわけではなく、通常状態から燃え尽きた状態になるだけだったりします。
んで、そんな状態で敵から立て続けに攻撃を受けた場合、ついに粉々にされてしまうわけです。


また、敵からの攻撃のほか、回転するトゲ床に落下したりとか、酸のプールに落下したりとか、2本の端子間を流れている電流に触れてとかで死んでしまいます。
ステージによっては徐々に水面がせり上がってきて、急いで上へと登っていかなければならないステージもあります。
こういうのは、プレイヤー操作の爆発アクションで切り抜けていくしかないですね。


このゲームは残機のあるゲームではないので、死んだとしてもステージ最初または途中のチェックポイントからのやり直しとなります。
やり直してればそのうちなんとかなるさ!ってことですね。
流石に後半面はかなりシビアな操作を要求されたりもしますけども。



全50面うちボスステージが3ステージで、ボス以外のステージ内にはどこかにケーキが配置されています。
スプロージョンマンはケーキがだいすきなので、これを取ると急にクローズアップされ「んんんんイィエェェェイ ケーーーーェェィィキ!!!!」って言います。超ケーキ好きです。1000点です。



オンラインorオフラインでのマルチプレイも可能です。最大4人同時プレイができます。
マルチプレイのステージはシングルプレイのステージとは異なる全50面で、片方のプレイヤーが何らかの仕掛けを動かして解除し、もう片方のプレイヤーが解除されたトラップを抜けてといった協力プレイが必須となっています。
ワタシは執筆時点で2人プレイしかやったことないですが、さすがに3人でやったら3人用ステージとかにはならないですよね?

マルチプレイ用マップには、2人で協力しなければ突破できないギミックがありますが、そこ以外のところは当然ながら一人でも問題はないです。
で、もし片方のプレイヤーが死んでいなくなってしまっても、中間ポイントまで進むと死んだプレイヤーも復活するシステムになっています。
まぁ当たり前といえば当たり前ですが。中間入って死亡プレイヤーが復活しなければ、いずれ突破不可能なトラップにぶち当たって死んで中間から復活、になりますからね。


また、プレイヤー同士が重なって爆発することで、相手プレイヤーを高いところへ飛ばすことができます。
これには当然ジャンプ等のタイミングを合わせる必要があります。
オフラインで顔つき合わせてやってるとか、ボイスチャット有りなら大丈夫そうですが、ボイスチャット無しだと声でタイミング合わせることができません。
というわけで、実は爆発以外にも操作はあったりして、Lトリガーを押すとカウントダウンが始まり、タイミングを合わせるのに声で合わせなくてもいいってわけですね。
また、Rトリガーを一定時間押し続けると自爆することが可能です。
もうやり直さないとどうしようもない!かつ近くに死ねるようなトラップがない!ってときはこれしかないですね。


マルチプレイ用のマップにもケーキは存在します。
が一画面内に複数プレイヤーがいる状態でケーキ取得クローズアップなんてやったらかなり危険なことになるので、クローズアップは無しです。
シングルプレイでも、強制スクロールさせられている場面なんかでケーキとってもクローズアップしなかったりしますけどね。



そうそう、シングルプレイでもマルチプレイでも、あまりに何度も死んでステージやり直しになってると、このステージ飛ばして次いく?イエス?ノー?みたいなポップアップまで出てきます。
まぁ親切なシステムではありますが、先のステージはもっと難しかったりするのがフツーだし、そこまでせんでもよかったのでは、と。



何よりもまず、スプロージョンマン自身の強烈すぎるキャラクタに惹かれるものがあります。
プロローグで流れるムービーだけでも、全身常時爆発状態になった得体の知れない人型のなにかが超ハイテンションかつイカレてるカンジでヒャッハーするゲームだというのがわかるレベルです。


左スティックでスプロージョンマンを操作していると、その常軌を逸したぶりをいかんなく発揮してくれます。
走るときの走り方だって3種類くらいあるし、動きを止めても手をバタつかせたりその場で足踏みしたり正拳突きを繰り出してみたり、壁に接触すれば壁を押してみたり寄りかかって片手でボールジャグリングを始めてみたり。
これらの行動時や爆発時にも、ハイテンションボイス全開です。
例えば、
「ハイヤァーーーーハッハッハァァァーーーー」
「ボッボイポボイポボイポボイポ」
「スプロォーーーーーーーーーージョンッ」
「ダッターディーダー ダッターディーダー」
「ホンヨォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
もうとにかくわけのわからんハイテンションなスプロージョンボイスを聞かせられ続けます。
最初はちょっとウザいかもしれません。
が、しばらくプレイすれば、あなたは登っていくリフトの上でヒマをもてあまし、スティックをちょっとだけ横に入れて(動くたびにスプロージョンマンの体勢が変わる)、正拳突きを繰り出しては「ホンヨォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」と言わせるようになるでしょう。



アクションゲームとしては、単純極まりないワンボタン操作の割にはプレイヤーに飽きさせることなく、各種ギミックをうまいこと使ったりする工夫が随所に見られます。
正直、遊んでみるまでは、この仕様で50面もあるとか信じられないくらいでしたけどね。
かつ、後半面になると結構1ステージが長いのです。
5〜10ステージもクリアすると、だいぶ時間かかっちゃって疲れるので、ボリュームも十分。
各ステージのケーキも取っていくのを目指すとなればさらにプラス。

ボス戦なんかは、スーパードンキーコングみたいな、敵の攻撃を避けたら隙が生まれるからそこを突いて攻撃、のようなこういうゲームではお約束なくらいかもですね。



シングルモードをクリアすると、ハードコアモードが出現しやがります。
ハードコアモード…道中の中間ポイントが消え、ミスをすると必ずステージ最初からやり直し。
かつ、スプロージョンマンが敵の攻撃で即死するようになるという鬼畜モードです。
このモードが出現したときも、こんなのをやるなんて気がふれてるぜ!みたいに言われます。
まだ3分の1くらいしか進めてませんが、1ステージってこんなに長かったっけ…と途方に暮れることも多々。



マルチプレイも50面あるってんだから相当なもんです。
ちなみに、独りで二つのコントローラ操作で進めようとするのはオススメしないっていうか、たぶんムリです。
例えば、リフトが徐々に上昇していく中、二人のプレイヤーで左右へ別れ、左のスイッチで右のトラップを解除して先へ進んで、進んだ先のスイッチで左のトラップ解除して進めるようになり、またリフトに乗り込んで上へ…みたいな流れを独りでやるのはいくらなんでも無理がありすぎます。
時間の余裕なんかほとんどないですからね、互いのプレイヤーがある程度最速を目指してプレイしないと抜けられないような状態ですから。
かつ、マルチプレイでは相手プレイヤーを爆風で高いところへ吹き飛ばせるので、ケーキの位置なんかもシングルではみられないようなものがあったりもします。
まさに協力ってカンジのゲームだと思います。

これでもまだマルチプレイ用ステージの半分も進んでないってのが…後半どうなるんだよ…



実績の解除について。

実績解除条件が間接的にしか書かれてないものがいくつかありますね。
カフェインなんてもういらない…元気すぎる弟にちょっとだけ遊ばせてやろう、とか。
元気すぎる→爆破回数やばい!とか…まぁ連想できなくはないけど…
ちなみに爆破回数は、とりあえずどこでもできるんですが、緑の液体入りのタルがあって、それを先に進むことなく何度も使えるようなステージがあったら解除はそこでやると楽かもしれません。
液体タルで吹っ飛んでる間は爆発し放題なので。
ワタシはフツーにやってしまったためそういうステージがあるのか探してはいないですが。
見つけたら追記するかもしれません。



褒めてくれるのはガンジーくらい、実は1-1でも科学者を一人も殺すことなくゴールするのは結構大変です。
ジャンプ=爆発になってるのに、科学者は飛び越えないといけないですしね。
まぁ、感覚つかんで何度かやってればそのうち。



ベジタリアンは弱いは、別にわざわざ狙わなくても、フツーにクリア目指してプレイしていればそのうち解除されるかと。
わざと科学者はあまり殺さないようにプレイしたとかなら話は別ですが。



で、このゲームで厳しいのは、やはりハードコアのクリアとマルチプレイでのケーキ全取得&クリア。
ハードコアは、ステージ自体はシングルモードでのステージと同じなので、ひたすら時間かけてがんばるしかないですね。

マルチプレイは、ワタシは一度もオンラインではやったことないので…でもボイスチャットあったほうが良さそうだなこのゲームは。
オフラインで誰かとやるにしても、いきなり50面ぶっ続けでやるとなると、すさまじい時間がかかるので、何度か繰り返してプレイできるような友人とかがいれば楽になるかと思います。
もしくは両者にすさまじいゲームセンスがあって、全50ステージをあっさり駆け抜けられましたー、とか?いやいや。



Jump in.





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