Marble Blast Ultra


発売元:Garage Games
価格:400MSP
マーブルアップ!(マルチプレイヤー用マップ):無料
Marble Fu 拡張パック(マルチプレイヤー用マップ):200MSP
Agoraphobia 拡張パック(マルチプレイヤー用マップ):200MSP
概要:3Dアクション

XBLA紹介ページ 



執筆…2010年1月24日(日)




ハコ○を買って、最初から入っていたいくつかの体験版のうちの一つがこれでした。
ゲームのタイトルだけ見て、これはあのマーブルマッドネスとなんか関係あるのかな、と思ったものの、とりあえずその場では放置してたのでした。
なにしろ、最初からハコ○に入っている体験版やらデモムービー、ことごとくワタシが興味を持つようなものはなく、全部一緒くたに無視してたわけです。
しばらくしてから、ふいに自分の持つ全ゲームを見てみて、ぁあそういやコレやってみるかと、はじまりはそんなもの。



自機となるマーブルボールを転がしたりジャンプしたりアイテム使ったりしながらゴールを目指すだけの単純明快なゲームです。
舞台は、はるか天空にあるプラットフォーム。
落下すれば、地面に吸い込まれていくかのようにボールが消えていくよ!

全部で60のステージがあり、さまざまな仕掛けが用意されています。
だだっ広いゲレンデを猛スピードで滑空していくようなステージもあれば、細く長い鉄骨の上を緻密な操作で進んでいくステージだって。
宝石を集めるステージでは、ステージ内の宝石全てを集めた上でゴールへと飛び込む必要があります。
ステージ内には中間ポイントが設置されていて、近くに行くと反応し、以降落下した場合はこのポイントから復帰することになります。
この際、ステージ開始からの経過時間はそのまま継続されるので、あまり何度も落ちてしまうとそれだけクリアタイムが遅くなってしまいます。
各ステージには基準タイムが設定されており、ステージクリアができたならば、今度はタイムアタックへと挑戦していくことになります。
また、ステージ内に隠しアイテム「イースターエッグ」がある場合もあり、これを探しに奔走するのもいいでしょう。


操作は左スティックで自機移動、右スティックで視点の回転。
そのほかに可能な操作は、自機のジャンプ、ブラスト使用、アイテム使用の3つ。
ブラストは、シングルプレイならボールを多少上空へと跳ね上げる効果があり、マルチプレイではそれに加えて周りのプレイヤーを吹き飛ばす効果もあります。
時間経過でブラストメーターが徐々に溜まっていき、一定以上溜まれば使用可能になります。
メーターの溜まる量が多いほど、効果は強力に。
ジャンプ→ブラスト使用でより高いジャンプが可能であり、これを使わなければ進めない箇所も存在します。
ステージ内に配置されているアイテムを取り、任意の地点で使用することができます。
通常のジャンプとは比べものにならないスーパージャンプ、猛ダッシュできるスーパースピード、ジャンプの上昇・下降時間が大幅に伸びるジャイロコプター、自機が巨大化するメガマーブル、ブラストメーターが全快となるオートブラスト、使用できるアイテムはこれくらいかな?
これらのアイテムはアイテムストックに確保され、アイテムボタンを押すと効果を発揮して無くなります。
また、他のアイテムを取るとそのアイテムで上書きされます。
ほか、取るとタイムが5秒間停止するタイムボーナスがあります。これはストックには入らず、取った時点で効果を発揮します。



オンラインプレイは最大7人までの対戦ができます。
定められた時間内に、最も多くの宝石を集めたプレイヤーが勝利となります。
2人以上集まらなくても自分ひとりで開始することができ、逆にすでに開始しているオンラインマッチに飛び入り参加することも可能です。
マルチプレイでは通常の宝石のほか、2ポイントの黄色宝石と5ポイントの青宝石も出現します。
また、プラットから落下した場合は、落下地点から最も近い復帰ポイントからの復帰となるほか、デメリットはありません。
ごちゃごちゃしたステージでは、落ちることを気にせずスーパースピードで一気に宝石の近くまで行って復帰、なんて手段も効果的。
対戦相手をブラストで吹っ飛ばしたり、メガマーブルで彼方へ吹っ飛ばしたり、スーパースピードでぶっ飛ばしてやろうとして失敗して自分がぶっ飛んでいったりしながら、宝石を奪い合いましょう。


マルチプレイヤー用追加マップも配信されています。
無料配布のマーブルアップ!で「マーブルアップ」、
Marble Fuパックで「プレイグランド」「ボウル」「コンセントリック」「うず巻き」「ブラスト クラブ」、
Agoraphobiaパックで「コア」「ビッグ3」「ジッグラト」「みさき」「タワー」が、それぞれ追加されます。
やっぱり、もともと選択可能なステージよりもこれらの配信マップの方が、よりテクニカルだったりしますね。
これらのマップは自分でダウンロードしていなくても、他のプレイヤーがこれらのマップのマッチを作成していれば、それに参加することで遊ぶことができます。



他人に面白さを説明するのがきわめて難しいゲームですね。
「どんなゲーム?」→「ボールを操作してゴールまで行くゲームだよ!超興奮!」
これで面白そうだと思うほうがおかしいんですかね。

でも、シンプルで遊びやすくて、ホントにゲームらしいゲームだと思います。
プレイヤーの『操作』そのものを楽しむというか、自分の操作によってハイスコアだのベストタイムだのといった良い結果を出すこと、これこそが『ゲーム』としての面白さの根幹部分なんだと。


難易度の高いステージへ進めば進むほど、当然ハイレベルな操作を求められてくるわけですが、その中で自分の操作も巧くなっていくのが実感できるし。
アイテムなんかも、こんな使い方ができるのか!ってのがわかればわかるほどおもしろくなっていきます。
ストックと同じアイテムに重なりながら使用すると効果が大変なことになったりとか、例えばダブルスーパージャンプとかありえんくらい高く飛べるし、ジャイロコプターとブラストをうまい具合に使っていくとありえんくらい高い壁を登っていけたりとか、まぁそういうことをしなきゃならんのはだいたいイースターエッグ取りに行くときかもしれませんが。


ただゴロゴロとボールを転がしてるだけでもなかなか楽しいんですよ?
なが〜〜いデコボコな坂をひたすた転がっていくようなステージなんか、スキーでもこんなスピード出したら大事故確実だろみたいなトンでもないスピードでぶっ飛ばすのとかもう爽快感あふれすぎてます。
それで完全に制御きかなくなってコース外れて明後日の方向にカッ飛んだとしても、OBってなるだけで何事も無かったかのようにやり直せるし。
このお手軽さも、このゲームについのめりこんでしまう原因かもしれません。
また、プラットフォームの外に広がる圧倒的な空空空をふと眺めるのもなかなか。
足場の端っこまで行って、そのまま視点を上空見下ろしにすると…ビルの屋上から体を乗り出したような、おいこんな乗り出したら落ちるんじゃねーのかってくらい眼下を見下ろすことができたり。
高所恐怖症にはたまりませんよ?ゲームとはいえ、えもいえぬ恐怖感が心を支配します。



音楽もいい。
ワタシは音楽のジャンルってのが今一つよくわかってませんが、たぶんジャンル的にはハウスとかクラブとかそこらへんじゃないかと思います。
無機質な物体を動かして、マゾチックにアスレチックステージに挑戦するプレイヤーに、無機質にかぶせてくれるっていうか。なんだこの説明?
つまりなんだ、プレイにノってきてくれるってわけですよ。


しかも、このゲームには音楽は1曲しか存在しません。
それも、ゲームタイトル画面でAボタンを押して以降、ゲームをやめるまでずーーーっと同じ曲が、ループするとき以外では止まることがありません。
ステージ開始しようがクリアしようが、落下してやり直そうがタイトル画面まで戻ろうが、マルチプレイをしようが、とにかく1曲。
その肝心要の1曲、それをまさにゲームにピッタリな曲にしてきたってところが、スゴイと思うのです。
音楽は好みの問題ありますけどね。
少なくともワタシは、さんざんこのゲームをやってきて、このゲームの1曲に飽きを感じたことはありません。
というか、たまにハコ○起動してこのゲーム動かして放置しておくことなど日常茶飯事。



マルチプレイもアツいのよ。
ただただひたすらに、宝石に向かってハイスピードで突っ込んでいけばそれでいいんです。
このゲームの配信開始からもう相当な時間が経ってますが、かなりの確率で誰かしらがマルチプレイで対戦してる状態だし。
ただ、中には本当にわけのわからない化け物プレイヤーも存在するというか、うんそれも結構多いんだそういうプレイヤー。
遠くに出現した宝石に向かって、自分の3倍速くらい出してるんじゃないかっていうスピードで吹っ飛んでいきながら、宝石間近までくれば、今度はやたら精密な動きであっという間に宝石をかき集めていく…
いったいどれだけこのゲームをプレイし続ければそんな動きができるようになるのかね?



それでいて400ゲイツっていう安さも魅力的だよね!
マルチプレイ用のマップパックを全て落として、ようやく他のゲームと方を並べる800ゲイツ。
「ゲームを遊びたい」っていう人には、コストパフォーマンスの面からさえオススメできるゲームです。



実績の解除について。

全60ステージをパータイム以内にクリアするのは、エキスパートはどのステージもかなりの難易度なので骨が折れるかも。
ただ、ラストのレベル60だけは別格。
ここだけはパータイム切りどころかクリアすらおぼつかないかもしれません。
ワタシも落下に落下を重ねてやっとクリアできたとき、これはパータイム無理だろと思いました。
まぁ、クリアできたってことは、あまりミスしないで進められればパータイム切れるってことでもあるんですが。



隠しアイテムのイースターエッグは、全ステージにあるというわけではないのが逆に曲者です。
プレイ中に、どう見ても取れそうじゃないとしても見つかるならまだいい方です。取れないイースターエッグなんて無いので。
こんな場所行ける訳無いよなーって場所に、アイテムやブラストを徹底的に使って行ってみたらあった、ってのもわかりやすいほう。
問題は、お前それいい加減にしろよってくらい異常な場所にあったりするパターン。
全てを自力で探し出すとなると…かなりのストレスになりそうな予感。発狂しても知らないよ?
YouTubeとかに全イースターエッグ回収動画があるので、それに頼ってしまったほうが…
ワタシも、最初は自力でがんばってましたが、ノーマルの後半やってたくらいで、とりあえずどのステージにイースターエッグがあるのかだけを確認し、エキスパートの中盤くらいにもなると、探しても見つからなかったものはありましたね。

…最初に見つけた人はホントにスゴイと思うよ。特にレベル56とか。
あ、あとイースターエッグ取得時のボイスとか超いい。イースターエッグキターーー!ってなります。



マルチプレイ実績は、今でもプレイヤーがかなりいるゲームなので、それほど苦労はしないかと思います。
1位、1マッチで75ポイント以上獲得は、誰かのマッチに飛び入り参加とかでは毎回達成できるとは限りませんが、楽に解除を狙うなら、一人でマッチを作成して一人で始めて、ガンガンポイントを集めてから誰か乱入して最後まで残ってくれるのを待ちましょう。
合計ポイントは、マッチに負けてもカウントが累積されていくので、プレイし続けてればそのうち解除されます。
上にも書いたとおりマルチプレイ自体がかなり楽しいので、時間はかかるかもですが作業っぽさはそれほど感じないかと。



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